前回の記事です。
本日3月17〜20日は、前回のエジプト-アスワン(下の地図の黒い丸)に続きまして同国の首都-カイロ(下の地図の赤い丸)に来ています。ちなみに、前回の旅で訪れた(青い丸の)アブ・シンベルからカイロまでは、車で片道約1,230kmあります。(青森駅から京都駅まで、車で片道1,017kmあります)
今日は超質素なアスワン国際空港から飛び立ち、まあまあ質素なカイロ国際空港に降り立ちました。
「黒星」のエジプト🇪🇬のアブ・シンベル(アスワン)から、同国🇪🇬の「白星」カイロへ
今回の地球旅行15日目、かつ8都市目であるここ「カイロ」。とっても暑い!と勝手に想像していましたが、それは早とちりで少し寒かったです(笑)。
空港近くでつかまえたタクシーに乗って、ナイル川を渡ってギザ(死の国※)のホテルへ向かいます。
※カイロの街ではナイル川を境に、太陽が昇る東側が「生の国」・太陽が沈む西側が「死の国」と言われています。
サフィールホテルカイロは現地では5つ星のホテルになりますが、宿泊代は日本円に換算すると手の届くものとなっていました。(またしても円高の恩恵ですね)この豪華そうなフロントには7〜10人ものスタッフがいました。(いすぎじゃない?って思ったのは内緒です)
引用元:サフィール ホテル カイロ(カイロ)– 2019年 最新料金
www.expedia.co.jp
初日には行くところがなかったので、街を散策することにします。ちなみに夕食としてホテルのディナー(ビュッフェ?)を頂く事に。(340EGP=当時の換算レートで2,177円)
二日目にホテルのツアー予約で、エジプト・カイロの「メンフィスとその墓地遺跡」へ行きました。※これもフリー写真です。
ちなみにツアー代金は877EGP(当時の換算レート5,644円)でした。これは、ホテルからギザの三大ピラミッド往復の車代と観光用の馬車代、ピラミッド周辺のガイド料金で、一見お高めかもしれませんが私としてはギザの三大ピラミッドをまじかで観る事が出来て、かつガイド付きでこのお値段は円高の恩恵もあり大変お手頃だと感じました。
ただ随所で、商品の押し売りやこのツアー代金の一方的な吊り上げ、催促がありましたが、その当時現地の人の見苦しい商売・態度に大変イライラしていたので全て私の威圧で鎮圧いたしました。
そんなこともありましたが、ようやく車でギザの三大ピラミッドへ到着する事が出来ました!!約10年越しの、私の夢のひとつでもあったピラミッド観光。ようやくここまで来る事が出来ました!
ある程度車でピラミッド付近まで近づいてから、馬車に乗り換えます。
ガッタガタの道を若干ボロボロの馬車に乗ってガッタンゴットン進んで、何度も「スッコーン」って落ちそうで怖かったですし、随所ガッシャンガッシャンと畝る様な音を立てて進む馬車には終始広がった口が閉じません。結構危なかったです。笑
でも楽しかったので良しとしましょう。そしてピラミッドに到着します。
これらのピラミッドはギザの街の中からもうっすら見えました。それほど大きいってことですね。今は経年劣化で低くなった(地震か何か?)らしいのですが、一番大きなクフ王のピラミッドの高さは147メートルだそうです。
そしてツアーの人に、砂漠の真ん中からピラミッドをバックに、写真を数枚(100枚くらい)パッシャパッシャと撮ってもらいます。そのうちの3枚がこちらです。
そして、ツアーの人に撮ってもらった、とってもお気に入りの写真がこちら!!!
分かりますかね。真ん中にいる奴は置いておいて、この格好(ポーズ)といいこの背景といいピラミッド対人のウエイトレシオの構成が完璧なこの一枚。
どうしてしてこんなにも良い位置に座れる石が用意してあるのでしょうか。
こんな素敵な写真を撮ってくれたお兄さんにチップを渡したかったです。
(もちろん最後には渡しましたよ。)
この人(私)の後ろに写っているのは、エジプトの紀元前26世紀(今から4,600年くらい前)・古王国時代エジプト第4王朝のファラオであるクフ王のピラミッドです。ギザの三大ピラミッドの中ではこのピラミッドが一番大きいです。昔は高さ147mもあったらしいのですが、経年劣化で8m弱も低くなってしまい、今では高さは139mだそうです。底辺230m、勾配52度、容積約235㎥で、平均2.5トンもする石灰岩を約270-280万個も積み上げたと計算されるそうです。何十人何百人の人が一個一個積み上げたとしても何百年かかるのやら、と考えが途方に暮れます。
砂漠の中にポツンと3つのピラミッドがあって、比較するものが辺りに何も無いので、遠くから見るとピラミッドがとても小さく感じましたが、近づいてみると見上げるほどの大きさで大変「威厳」がありました。実はピラミッドの中にも入れるらしいのですが、準備不足でそこまで調べていなかったので何も知らなかったです。
今回の旅記はキリがいいのでここまでにします。最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。次回もカイロの旅記をお送りいたしますのでお楽しみにしていてください。
それでは、また。